ふらふら散策

ふらり 尾張大國霊神社 国府宮 散策

愛知県 稲沢市 尾張大國霊神社 国府宮

今回は名古屋をでて、愛知県稲沢市にある尾張大國霊神社に参拝にまいりました。
出身が尾張地方なので、私にとって特別な神社になっています。
「厄除け・厄祓い」といえば、「国府宮神社(地元近所の方々はこう呼んでいました)」というぐらい。
「厄年」の「前厄」「本厄」「後厄」とすべて御祈祷をうけました。
儺追神事(国府宮はだか祭)は前日13日、私は翌日に訪れました。

厄年は・・

【男性】前厄・24歳 41歳 60歳 本厄・25歳 42歳 61歳 後厄・26歳 43歳 62歳
【女性】前厄・18歳 32歳 36歳 60歳 本厄・19歳 33歳 37歳 61歳 後厄・20歳 34歳 38歳 62歳
※数え年での年齢です。数え年は生まれた時を1歳としてお正月が来る毎に1つ歳をとります。

この厄除け・厄祓いを年明けから儺追神事(国府宮はだか祭)までに御祈祷を受けるように言われていました。それで、24歳の前厄の御祈祷を受けて以来、毎年この時期に詣でるようになり特別な神社になりました。

場所は?

住所;愛知県稲沢市国府宮1丁目1番地1号
電話;0587‐23‐2121

私は名鉄を利用しました。
名鉄「名古屋駅」岐阜方面 「国府宮駅」下車。 北口より徒歩で5分程度
急行で約15分、特急で約10分程度で到着しますので、名古屋からあっという間に到着します。

拝殿(重要文化財)江戸初期の建立。

御祭神

尾張大國霊神(おわりおおくにたまのかみ)

歴史

尾張地方の総鎮守神、農商業守護神、厄除神として信仰されている。奈良時代、国衙に隣接して御鎮座していたことから尾張国の総社と定められ、国司自ら祭祀を執り行う神社であったことから通称「国府宮」といわれています。

儺追神事(国府宮はだか祭)

参道
参道をすすむに連れて、屋台もでています。先に楼門がみえてきます
楼門(重要文化財)足利初期の建立。正保3(1646)年解体、大修理の際上層を改造

毎年旧正月十三日に開催。日本三大奇祭のひとつ。サラシの褌、白タビ姿の数千人の裸男が集まり、なおい笹奉納の最後、手桶隊が裸男めがけて水かけを始め、参道に神男が裸男の中に密かに現れ、神男に触れて厄を落とそうと殺到します。神男は参道から楼門を通り、儺追殿に向かいます。この60分がよくテレビのニュースでみる光景です。
今年も去年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止のため、裸男によるなおい笹奉納ともみ合いはは中止となり、神男、神職、歴代の神男でつくる鉄鉾(てっしょう)会員らの儺追行列が行われたようです。

由来

尾張国司が悪疫退散を祈願する厄祓いを、尾張大國霊神社で行ったのが発祥。

大鏡餅餅切始

大鏡餅ははだか祭の前日に奉納されます。毎年、大鏡餅づくりは、地域が持ち回りで行われ約1,000人が集まり、50俵のもち米を使って、直径2.4m、重さ約4トンの大鏡餅を完成させます。拝殿に納めるのに大型クレーンを使用しています。
今日(14日)は、大鏡餅餅切始 旧正月14日、午前8時から切り分けられ頒布されます。
この餅を食べると無病息災の言い伝えがあります。

本日はこの餅を買い求めにやってまいりました。餅を食べてから、おおきな大病もなく過ごせています。
本殿では、神職たちが大鏡餅を大きな斧とハンマーで威勢よく切り分けている姿もみれれます。

神男 ひとりひとりから、厄を引き受けます


そして、午前中は神男が境内におみえになって、なおいぎれを授かり、それを持って神男と握手することで、神男が厄を引き受けてくれます。
はだか祭に参加することなく、神男に触れることができます。今年も恒例の厄祓いができました。

なおいぎれ

なおいぎれ 神男と握手した際にも、そして楼門の柱にもなおいぎれを触れさせる

はだか祭の神男が皆の厄を引き受けて祈願してもらってから引き裂いた信仰的な布。
国府宮の厄除けのお守り。
災難を破るきれ(布)ということ。1枚の布を破って、作られている。
きれ(布)を裂く、厄災を破る。という悪疫退散の深い歴史に根差した「信仰」のあるお守り。
幸せのお裾分けとして、大切なひとに、お分けすることで、更に幸せが増えるお守り
です。

まとめ

破魔矢

尾張地方の総鎮社「尾張大國霊神社」ですが、私は「厄祓い」、「厄除け」には御利益大の神社で厄年には御祈祷をおすすめします。
大きな病や事故もなく過ごせています。有難いことです。私はなおいぎれをお財布や自動車、自転車などにつけています。厄除けになります。身につけることがよいですよ。
参拝の際には、ご自身の分、そしてご家族、大切な方へとなおぎれをお分けされてはいかがでしょうか。
みなさまの幸もきっと更にあがりますよ。

あと、たまには名古屋から電車に乗っていつもとは違う風景を見ながら癒されるのもいいですよ。

本日もお越しいただき、ありがとうございました。