銘菓 和菓子

【銘菓】名古屋 和菓子 納屋橋まんじゅう

名古屋名物 和菓子 納屋橋まんじゅう

納屋橋饅頭 万松庵 大須本町通店

やさしい甘さとほのかに漂うお酒の香りの生地に、こしあんが詰まったおまんじゅう。幼少期、祖母や母が名古屋へ御園座や中日劇場へ観劇に行ったときのお土産でした。その時は、幼くそのおいしさがわかりませんでしたが、お酒をたしなむようになってからは美味しさにはまり、月に1度ほどデパートの地下でバラで購入していました。今月も月初めに購入したのですが、その「納屋橋まんじゅう」が食べられなくなってしまうなんて。

老朽化で本社と工場が取り壊し

お店には、納屋橋まんじゅうをはじめ万松庵和菓子の製造販売を令和4年1月10日で中止させていただきます。昭和52年築の製造工場老朽化で衛生面・安全面・環境面において製造販売をすることができなくなり、大須本町本社および工場を取り壊すことに致しました。今後に関しましては未定でございます。とのおしらせが貼られていました。今後に関して再開未定?。。。えっ、なくなっちゃうの?驚きを隠せません。

歴史

尾張徳川開府以来の運河「堀川」のたもとで明治19年に、和菓子店「伊勢屋」で創業。大正2年5月、堀川に架かる納屋橋の改築され、その記念として夫婦三世代そろった家が、橋の渡り初めをしました。その「夫婦」が、伊勢屋であり、以来屋号を現在の納屋橋饅頭に改めました。大正8年にのれん分けされ、中区大須に「万松庵」が開店しました。のれん分け元の納屋橋饅頭本店(中村区)は2016年に休業し、別ののれん分けの平田町分店(東区)も営業を取りやめています。

さっそく、大須のお店に

納屋橋饅頭 万松庵 万松寺通店

いつもはデパートで購入しているのですが、どうせなら朝の出来立てを食べたいと思い「納屋橋饅頭 万松庵 大須本町通」へ。お店に着いたのが、午前11時前でしたがすでに完売。同じく大須にある「納屋橋饅頭 万 松庵 万松寺通店」へ、やはり完売でした。

お店の方に尋ねると。。。開店前にすでにお客様がお並びになっていて、並んだから買えるというお約束もできません。並んでいても、数量に達しましたと、列を区切るとおっしゃっていました。予約もできないそうです。日々状況も変わるので、はっきりとはお答えできないそうです。私以外にも、お年寄りが同じように聞いていました。

諦めながら、デパートへ

製造元のお店がここまで品薄だと、いつも購入するデパートへの数量も減っているかも。きっと、無理だろうなぁと思いつつ向かいました。大須のお店から栄のデパートまで、徒歩圏内(20分前後)です。まずは、松坂屋本館 地下1階「旬菓彩々」(各地の銘菓のお取り寄せ)へ。やはり完売でした。週間スケジュールには、水曜日が入荷日になっていました。残念。次は三越へ。地下1階全国銘菓「菓遊庵」へ。あっ~、やはり完売。売場の方は次月曜日入荷とおっしゃってました(2021年12月20日)。あとは、名駅 JR名古屋タカシマヤ 地下1階「銘菓百選」、名駅コンコースのお土産屋さんへ行きたかったのですが午後予定があり、今日は断念しました。

まとめ

名古屋名物「納屋橋まんじゅう」が2022年1月10日で製造販売が中止で、それまでにもう一度食べたいです。あとは、実家の両親にも食べて欲しい。購入方法は、大須「納屋橋饅頭 万松庵 大須本町通店」へ開店前に並ぶことが購入できる可能性が高そうです。製造元ですし。あとは、各デパートの入荷日を確認しておいて購入に行く。松坂屋、三越栄 星ヶ丘三越、JR名古屋タカシマヤでは、「納屋橋まんじゅう」以前購入したことがあるので、覗きます。デパートの入荷日も品薄の状況なので、入荷日の確認は必ずしたほうがいいです。曜日が決まっていても入荷しない場合も考えれます。みなさま、残り少ない期間ですが、可能であれば是非、「納屋橋まんじゅう」を食してください。そして、こんなに大好きな和菓子であることをお店の方へ伝えていただけると、お店再開の光になってくれることを願うばかりです。