ふらふら散策

ふらり 名古屋市東区 徳川園 散策

はじめての 徳川園

みなさま、こんばんは。名古屋は久しぶりの雨でした。
昨日、名古屋市東区にあります「徳川園」へ散策してまいりました。よく市内にいながら別世界だよと聞いてはいたのですが、ちょっと交通の便もよくないし‥と言い訳をしながらやっと行くことできました。

今回、私は栄オアシス21から出発です。

アクセス

名古屋駅からですと、市バスターミナル10番のりば 基幹2系統 徳川園新出来」下車徒歩3分、名鉄バスセンター(メルサ3階)4番のりば 基幹バス「引山」方面行 「徳川園新出来」下車徒歩3分 JR JR中央線 「大曾根」駅下車徒歩10分 地下鉄東山線 藤ヶ丘方面名古屋駅から栄駅下車 乗り換え 名城線右回り 大曾根駅下車 3番出口より徒歩15分 桜通線野並方面 名古屋駅から車道駅下車 1番出口より徒歩15分です。

なごや観光ルートバス【月曜(休日の場合は直後の平日)および年末年始は運休】名古屋駅バスターミナル11番のりば 徳川園・徳川美術館・蓮左文庫下車 土・日・休日は20~30分に1本運行 平日は30分~1時間に1本運行

栄からですと、市バスターミナル(オアシス21)3番のりば 基幹2号系統 「徳川園新出来」停下車 徒歩3分 地下鉄名城線右回り 栄駅から大曾根駅下車 3番出口より徒歩15分です。

徳川園情報

【入園料】一般:300円(中学生以下無料)※他の施設などとのセット割引あり
【開園時間】午前9時30分~午後5時30分(入園は午後5時まで)
【休園日】月曜日(休日にあたる場合は、直後の平日 および 年末年始)

徳川園 沿革

名古屋城本丸の東約3㎞の地にある徳川園は、徳川御三家筆頭である尾張藩第二代藩主光友が、元禄8(1695)年に自らの隠居所として大曽根屋敷を造営したことが起源。当時の敷地は約13万坪の広さで、庭園内の泉水には16艇立の舟を浮かべたと言われている。光友の没後、尾張藩家老の成瀬、石河、渡邊三家に譲られた。明治22(1889)年から尾張徳川家の邸宅となる。昭和6(1931)年名古屋市は、第十九代当主義親から邸宅と庭園の寄付を受け、回収整備を行い、翌年「徳川園」として一般公開。第二次世界大戦の大空襲によってほとんどの建物、樹木など焼失。
戦後、現代的な都市公園として改修し市民に利用されてきた徳川園は、平成13(2001)年から日本庭園として再整備を行い、平成16(2004)年に開園。

徳川園 黒門口へ 登録有形文化財

市バス「徳川園新出来」停で下車し、新出来交差点を北へ進むとすぐに「徳川美術館」の案内板がみえます。それに従って(左(西)に折れます)壁沿いを道なり進んでいきますと右(北)へ曲がっていきます。途中門が幾度となく現れますが気にせず進みましょう。
すると、ひろく開けた場所に大きな門がみえてきます。「黒門」到着です。

大きな高い樹木の中にどっしりと構えた「黒門」。瓦の重厚感、門構えの立派さが際立っています。時代劇でみる武家屋敷たは迫力が違いますよね。
「黒門」は明治33(1900)年に完成した尾張徳川家の邸宅の遺構で、総けやき造りの三間薬医門。連続する脇長屋と塀を含めて、昭和20(1945)年の大空襲の被害を免れた数少ない遺産で、武家屋敷の面影があります。

「黒門」をくぐり抜けると、右手には「蓮左文庫」、正面には「徳川美術館」、左手に「徳川園」があります。
立派な樹木が風に揺られてさらさらと音を出しています。さっきまでの大通りの騒音が嘘のような静かな時間が流れます。ここですでに別世界です。

蓮左文庫
徳川美術館

徳川園へ

徳川園へ向かいます。私は先日の名古屋城で使用した「名古屋城・徳川園共通券」を使用します。共通券を切ってもらい、いざ入園。
わぁ~、テンションあがりまくりです。いろいろな人に言われていた別世界の意味が理解できました。すっかり、街にいるという感覚がなくなりました。静寂さ、湖、樹木、川のせせらぎ。名古屋城と同じようにスマホで撮影しまくりました。前回の失敗があるので充電器も持参しました(笑)、滞在時間は約2時間でした。
成人の日でもあり、振袖姿のお嬢様とご両親が嬉しそうに庭園で撮影していました。また、結婚式の前撮りされている方も‥本当おめでとうございます。

「龍門の瀧」龍門瀑といわれ、鯉が滝を昇りきって竜となったという登竜門伝説に基づく滝の一形式。尾張家江戸屋敷(戸山屋敷)跡地(現在の東京都新宿区の戸山町辺り)にあった滝の石を使用し、再現された。石材を滝の布落ちや護岸、河床、飛石などに用いるとともに、水量を急激に増やす仕掛けを取り入れて、戸山屋敷の龍門の瀧を蘇らせています。
今日は水量が弱く、迫力感にはかけました。

「龍仙湖」海に見立てた水面の周りにみどころを配する池泉回遊式庭園の中心的存在で、地下水を水源としている。

錦鯉の優雅に泳いでます
船着き場 石段になっていて湖に近い
樹木などが透き通った湖に映り込みます。
亀島

「牡丹」の花が笠をかけられ、いろいろな色と名前がついていてきれいでした。笠をかけられた牡丹もかわいい感じ。

「西湖堤」白楽天、蘇東坡など古くから文化人の憧れの景勝地である中国杭州の西湖の湖面を直線的に分ける堤防を縮景したもので、異国情緒を日本庭園の中に取り入れている。

「虎の尾」深山幽谷の山水画を思わせるような渓谷美を表現している。椎の樹林から流れ出した水が木々を通って龍仙湖へ注ぐ形状が虎の尾を連想させる。

「虎仙橋」虎の尾に架かる檜造りの木橋で、5m下に渓流を下流に龍仙湖がみえます。

「大曽根の瀧」落差6mの三段の滝。上、中、下段の岩の組み方が異なるため、それぞれの水しぶきの表情に変化があります。「大曽根」は古くからのこの辺りの地名。
滝の流れ落ちる音が心地よく聴こえて、滝周り、虎の尾を行ったり来たりして楽しみました。見る角度で全然印象が違います。

「四睡庵」梅や桃の木に囲まれた休み処で隠れ里のような風景の中にあります。
この時期はちょっと寂しい感じですね。春には全然違う風景がみられそうです。

「観仙楼」龍仙湖に面する二層の建物で眺めがよいです。

まとめ おすすめ

「徳川園」はみどころたっぷりでした。今回もご紹介できない風景もたくさんあります。
外部音がほぼ聴こえなくて、別世界でした。
まだまだ、このほかにも素晴らしい風景がありますので、是非散策してみてくださいね。


街中に広大な面積をもち、湖や森林の中、静寂の散策。最高の贅沢でした。冬場で景色は落ち着き目でしたが、癒されました。春、夏、秋違う景色がみられそうで楽しみです。また、雪が降ってもきれいそう。あと、ナイト営業もあると聞きました。ライトアップされた日本庭園も素敵そう。是非、機会があれば来園したいです。
観光だけではなく、日常的にも心落ち着く日本庭園を眺めながら、日本の四季を楽しんでみてはいかがでしょうか。こんな贅沢な場所はなかなかありませんよ。