徒然なるままに

ITパスポート試験 合格!

ITパスポート合格への道のり

ITリテラシーもなく、3か月間の学習でしたが、なんとか合格がいただけました。
そもそも、なんでこの試験を受けることにしたかと言いますと、NTTとKDDIが氷河期世代に向けた就労支援という記事を目にしたことがきっかけでした。
その中に、ICTスキル「Microsoft Office Specialist、CCNA、ITパスポート」の取得を目指すと書いてあり、ICTを学ぶうえに必要な知識だと感じました。
また、2022年から高等学校でもすべての高校生がプログラミングを学ぶことになったことにも刺激を受けました。
少しでも、「デジタル・ディバイト(情報格差)」を埋めたいという気持ちからです。

ITパスポートとは?

経済産業省が推進する、職業人として備えておくべき情報技術に関する共通的な基礎知識を習得したことを証明する資格です。簡単にいってしまうと、ITに関する基本的な知識があること証明してくれる、国家資格

難易度は?

ここ最近の合格率ですと、受験者に対して50%前後となっています。学生さんよりも社会人のほうが、合格率は高くなっています。ストレージ分野の問題が、業務経験から解けることも多いことが要因かもしれません。

受験資格・受験料

受験に関する制限なし
学歴、年齢を問わず受験できます

●受験料 7,500円(令和4年4月から) 現在5,700円

試験内容

●試験時間 120分
●出題数 100問
●出題形式 4肢択一
●出題分野 ストラテジ系(経営全般)35問前後 マネージメント系(IT管理) 20問前後
      テクノロジー系(IT技術) 45問前後
●合格基準 総合評価点 600点以上/1,000点(総合評価の満点)
      各分野 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)

試験

●CBT方式(パソコンに表示される問題に対して、マウスやキーボードを使って解答
 ※受験者ごとに問題が違います。(一定の問題データベースから出題)

●試験会場 都道府県庁所在地都道府県によって複数地区で開催

●試験日 随時試験で、試験実施日時は会場によって異なる
 ※都合のよい会場、日程で空席があれば申し込みできる!

私の学習法

試験まで3カ月くらいでした。使用した参考書と問題集は、「ITパスポート キタミ式イラストIT塾」きたみりゅうじ著 技術評価社(1,880円+税) ITパスポート パーフェクトラーニング 過去問題集 技術評論社 (1,180円+税)を購入。

まずは、参考書である「キタミ式」を1回目読み込みました。イラストつきで、わかりやすく解説してあるので、ITリテラシーのない私でも比較的読みやすかったです。ただ、略語が多く最初はスマホで出てくるたびに、調べながら読み進めました。

2回目は、同じ略語が繰り返しでてきたので、レポート用紙にまとめました。問題を解くうえでも、略語は略していない単語で覚えたほうが意味も理解しやすいです。

2回読み終え、まだ理解不足の部分がありますが、時間に限りがあるので過去問に取り来ました。

当初はネット上の過去問があるので、それを解いていました。解答の解説はあるのですが、他の選択肢解説が少なく、理解がすすみませんでした。

そこで、「ITパスポート パーフェクトラーニング 過去問題集」を購入。
この問題集のよいところが、選択肢のすべて解説がついているところです。
また、それに付随した用語の解説付き。前頁には、よくでる単語集もあり。
解答も同じ内容解説でも、繰り返し書かれていて記憶に刷り込まれます。
問題集で不足しているところは、参考書に戻り確認します。

問題集もできれば、2回くらいはやったほうがいいと思います。2回目になると、解ける、解けないがわかれてきますので、解けなかった問題だけに付箋を貼っておきましょう。

最後に解けなかった問題中心に見直しましょう。

まとめ

私はこの学習で約3カ月後試験を受け「ITパスポート」に合格できました。1日だいたい1~2時間程度の学習時間を確保しました。時間がとれなかったときは、翌日取り返す。
毎日コツコツの取り組みが必要です。

試験当日は、会場に30分ほど前に到着。試験の教室に入り、個別に仕切られた席に着席します。時間になるとパソコンが入力できるようになり問題を解いていきます。
過去問題集からの出題も少しありました。また、まったくみとこともない問題もありましたが、問題中の単語の意味と選択肢が結びついて、これかなぁと不安になりながらも解答しました。
終わった人から、画面の終了ボタンを押せば終了して退室もできます。

この終了ボタンを押すと、ジャンル別の評価点、合計評価点が表示されます。
さすが、IT試験と関心しながら、この場面で合否の推定ができていますのです。
結果は、各分野で80%の正解率だったので、大丈夫かなぁと思って退席。

合格発表は受験月の翌月中旬にWEBサイトで公開、その後に合格証書が簡易書留で届きます。

学んだことで、いろいろなIT系のニュースとかみても以前よりは理解ができるようになりました。
また、少しだけ数学的要素も含まれていて、あんなに嫌いだった数学に興味がでてきました。最近、数学の本を買ってしましました。
数学なんて、使わないと思っていたのにITに関わると重要でおもしろい。プログラミングにも必要ですから。中学から数学プラスITで学ぶ場が設けられると、数学嫌いが減りそうです。

ITパスポート、まずは書籍を手に取って読むだけでもITリテラシーあがりますし、やる気がでたら試験受けてみてはいかがでしょうか。

コツコツ積み上げるのは、何事にも大切ですね。いろいろ諦めずにすすんでいきましょう。私も学びながら、また新しい資格も学んでいきたいと思います。ブログもですけど‥。
いくつになっても学ぶことは、楽しい。

本日もお越しいただきまして、ありがとうございました。