ふらふら散策

ふらり 伊勢神宮 参拝 ①

永年行きたかった伊勢神宮へ参拝

こんばんは。ずっとずっと、一度きちんと参拝したかった伊勢神宮へ参拝に行くことができました。名古屋から三重県伊勢市、近くなので何を‥と思われるかもしれませんね。
そうなんです。そこがなかなか、近いからこそ後回しになってしまいました。
一度だけ、大学生時代に友人と深夜ドライブの際に伊勢神宮の駐車場だけは行ったことはあったのですが、深夜ですので境内すら入っていません。

朝苦手なところ、近鉄名古屋駅に8時前に到着。起床時刻は昔遠足当日みたいに5時頃には目が覚めました。

アクセス

名古屋駅までは50分ほど。8時10分発鳥羽行に乗車しました。名古屋駅から伊勢市駅までの運賃は2,810円です。

また、友人といかれる場合の待ち合わせを地下改札口、正面改札口がありますので、きちんと決めておきましょう。

正面改札口
地下改札口 ※地下鉄、JRなど乗り換えをする人が多いです

名古屋から近鉄特急で約1時間20分ほどで、伊勢市駅に到着します。ただ、本数は限られていますので、時刻表の確認はお忘れなく!

伊勢市に向かう近鉄電車からの車窓も新幹線でみる景色とは全然違い、のどかな田園を抜け広大な自然を満喫できました。

伊勢市駅に、9時20分頃到着しました。

お伊勢まいりは外宮からといわれていますので、外宮から参拝いたします。

伊勢神宮は日本人の心のふるさとといわれ、「お伊勢さん」「大神宮さま」と呼ばれ、親しまれている。正式名称は「神宮」といい、宇治の五十鈴の川上にある皇大神宮(内宮)と、山田原にある豊受大神宮(外宮)の両大神宮を中心に、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社がある。「神宮」はこれら125の宮社の総称。

豊受大神宮 外宮 

伊勢市駅駅舎をでると、そこがすでに外宮参道になっていました。そして、横断報道を渡る手前に鳥居がありました。いろいろびっくりと感動です。豊受大神宮までは徒歩で約5分程度で着きます。駅から外宮参道を通っていきます。 

歴史

豊受大神宮は、天照大神のお食事を司る神の豊受大御神をおまつりしています。内宮創建から500年後に山田原に迎えられました。衣食住をはじめあらゆる産業の守護神です。
外宮では、正宮板垣内の御饌殿で、御鎮座より現在に至るまでおよそ千五百年にわたり毎日朝夕の二度、日別朝夕大御饌祭を行っています。天照大御神を初めとする神々に、忌火屋殿で古式に則りきりだした清浄な火で調理した御饌を奉るお祭りです。

外宮参道には、お店や宿などが立ち並んでいます。

そこを抜けて、初めの信号機、目の前には立派な樹木とともに大きな石灯篭がみえます。もうすでに、気持ちが昂り始めています。

火除橋を渡り、神域へ

表参道火除橋を渡ります。外宮は左側通行です。基本的に中央を歩くのはやめましょう。中央は神様の通る道とされています。

手水舎で手と口を清めます。本来なら、ひしゃくで行うのですが、新型コロナ禍で設置されておらず、竹から流水がでています。ひしゃくを使用する場合は、右手でひしゃくを持ち、水をすくい、左手を清めます。そして、ひしゃくを左手に持ち替え右手を清めます。そして、ひしゃくを右手に持ち替え、左手に水を注ぎ口を清め、もう一度左手を水で清めます。最後に、ひしゃくを垂直にして持ち、余った水をひしゃくの柄につたわせまて清めます。
水は最初に一度すくうのみで、その水を少しずつ使います。

最初の鳥居をくぐります。凛とした空気感が漂います。少し緊張しているのかも。

ふたつめの鳥居です。森林の中参道を進み、神域であることを更に肌で感じます。

ご正宮 豊受大御神

正殿を中心とする社殿は内宮とほぼ同じ様式ですが、鰹木は9本で千木は垂直に切られています。また、社殿の配置が異なります。右手一番奥に、御饌殿があります。

正宮前に到着。鳥居より奥は撮影禁止となっております。豊受大御神の和魂がまつられています。神前にすすみ、拝礼させていただきます。「二拝二拍手一拝」
拝礼の後に風が吹き抜け、正面の白い布がふわっとあがり、正殿を拝むことができました。

ご参考


※他の神社と違い、賽銭箱がありません。伊勢神宮では「私幣禁断」といって、長らく天皇陛下以外のお供えは許されていませんでした。そのため、賽銭箱がありませんが、白い布がひいてあり、そこにお賽銭をすることができます。(内宮も同様)
※ご正宮は日頃の感謝のご加護に対して神様に感謝をする場所とされています。個人的なお願い事は控えるようにし、感謝の気持ちをお伝えしましょう。(内宮も同様)個人的なお願い事をする場所は「第一の別宮」と言われています。後程、ご紹介します。

別宮 多賀宮

お願い事は多賀宮

豊受大御神の荒御魂をおまつりする別宮です。山の頂にあるため、古くから高宮と呼ばれていました。「第一の別宮」です。個人的なお願い事を聞き入れてくれる宮となっています。特に多賀宮は「物事のはじめに参拝すると良い」とされています。なお、荒御魂とは神が特別な状態もしくは神が現れた状態のことを意味します。

石段を昇っていきます。

多賀宮  拝礼させていただきます 二拝二拍手一拝

更に境内をすすみます

風宮 風の神様をおまつりする別宮です。鎌倉時代の元寇の時、神風を吹かせて日本をお守りになった神様として知られています。
拝礼させていただきます 二拝二拍手一拝

土宮 大土乃御祖神をまつる別宮です。古くから山田原の鎮守の神としてまつられ、外宮創建後は宮城の地主の神としておまつりされています。
拝礼させていただきます。 二拝二拍手二拝

正宮から多賀宮へ向かう風景 途中に石橋があります。

亀石 御池にかかった亀のような形をした石橋。

神楽殿 御祈祷のお神楽や御饌を行う御殿です。お札やお守りも授与しています。

北御門鳥居 

御厩 この日は御馬はみえませんでした、

火除橋 参拝させていただき、ありがとうございました。

豊受大神宮 外宮の参拝を終えて

思い切って来てよかった。神域に入ると凛とした空気感があり、すごく大きなパワーをいただけました。外の世界のことを忘れ、別世界にいるようで、時間が過ぎるのが早かったです。日本人のこころのふるさとと言われる所以が理解できます。次回は皇大神宮 内宮への拝礼をお伝えします。

本日もお越しいただき、ありがとうございました。