ふらふら散策

ふらり 伊勢神宮 参拝 ②

皇大神宮 内宮へ

豊受大神宮からバスを使い、皇大神宮へ向かいます。乗車時間は約20分ほどで到着します。

歴史

皇大神宮は、皇室のご祖神の天照大御神をおまつりする、わが国で最も尊いお宮です。五十鈴川の川上に千古の森に囲まれて、2000年の時を超えて古代のたたずまいを今日に伝えています。
国の内に隈なく光が照り徹ると称えられる大御神の御霊代として奉じる神鏡は、皇孫 邇邇芸命が高天原からお降りになるとき、民の食料となるべき斎庭の穂と共に地上にもたされました。

宇治橋

五十鈴川に架けられ木造の橋は神宮の表玄関。長さは101.6m、両はしの鳥居は、両正宮の旧正殿棟持柱をリサイクルしています。

豊受大神宮を訪れた時よりも更に身が引き締まる感じがします。荘厳な宇治橋を見ただけで感動してしまった。内宮は右側通行です。橋を渡りながら、清流と樹木の清々しさ、そして陽の輝きを受けてすすみます。とても気持ちいい。

手水舎

神苑の右手に大正天皇御手植松があります。

神苑を通り抜け、小さな橋を越えると右手にみえてきます。神苑の大きな樹木を見、玉砂利を踏みしめながら。

豊受大神宮と同じ要領で清めていきます。

五十鈴川御手洗場

鳥居をくぐり、右手側にみえてきます。なだらかな石段を下ります。

参拝する前に心身を清める場所です。清流で有名な五十鈴川。石段で川の淵まで行けます。そこで、こころと手を清めます。透明感があり、冷たくピッシリと心も身もひきしまりました。

ここから、鳥居をくぐって真っすぐ進みます。

陽の光もあたたかく。

ご正宮 皇大御神

社殿の中心の正殿は4重の垣根に囲われています。唯一神明造の古代の様式を伝え、萱葺きの屋根には10本の鰹木がのせられ、4本の千木の先端は水平に切られています。

正宮前に到着。階段より奥は撮影禁止となっております。皇大御神の和魂がまつられています。神前にすすみ、拝礼させていただきます。「二拝二拍手一拝」

ご参考

※他の神社と違い、賽銭箱がありません。伊勢神宮では「私幣禁断」といって、長らく天皇陛下以外のお供えは許されていませんでした。そのため、賽銭箱がありませんが、白い布がひいてあり、そこにお賽銭をすることができます。(外宮も同様)
※ご正宮は日頃の感謝のご加護に対して神様に感謝をする場所とされています。個人的なお願い事は控えるようにし、感謝の気持ちをお伝えしましょう。(外宮も同様)個人的なお願い事をする場所は「第一の別宮」と言われています。後程、ご紹介します。

別宮 荒祭宮

願い事は荒祭宮で

天照大御神の荒御魂をおまつりする別宮です。「第一の別宮」です。個人的なお願い事を聞き入れてくれる宮となっています。荒御魂は神の特別な働きをする状態、または神が現れた状態といわれています。

樹林の中を通り抜けていきます。趣深いです。

荒祭宮 拝礼させていただきます。 ニ拝二拍手一拝

別宮 風日祈宮

風の神様をまつる別宮です。鎌倉時代の元寇の時、神風を吹かせて日本を守った神です。

木々の間から鳥居がみえます。
立派な樹木。そして、鳥居をくぐり五十鈴川に架かる橋を渡ります。
風日祈宮 拝礼させていただきます。 二拝二拍手一拝
周りにそびえる樹木から息吹を感じます。

もう少し、境内をまわります

楽殿 御祈を行う御殿です。

御饌殿 こちらでも御祈禱をしています。お札やお守りはここで授与されます。
御厩 外宮ではみえなかったのですが‥
みえました。草新号。とても穏やかで、ちゃんと話している人の方に顔を向けていました。

皇大神宮 拝礼を終えて

宇治橋の戻ってきました。また、目線が変わり景色も違ってみえます。

少し風が出てきて、日の丸もはためいています。
鳥居をくぐり、神域をでます。

まとめ

豊受大神宮(外宮)も感動的だったのですが、皇大神宮(内宮)は想像を遥かに超えていました。すべてに感動しながら気持ちが物凄く高揚しました。神々さまのお力を感じ、そして自然からのパワーをたくさんいただきました。有難い。
昔の人も一度はお伊勢参りに行きたいという気持ちが、長年にわたって現代までも続いていることも、すごいことだと感じました。また、平日にもかかわらず老若男女が詣でていました。日本人の心のふるさと称される風景。すぐはいけないかもしれないけど、次回は時間をたっぷりとって別宮なども巡りたいです。
是非、みなさまも一度はお伊勢さんへ詣でてみてはいかがでしょうか。
名古屋駅から、近鉄特急でしたら伊勢市まで1時間20分で来られますよ。
次回は、滞在時間残り約1時間でランチと少しおかげ横丁を散策しましたのでお伝えしたいと思います。
本日もお越しいただき、ありがとうございました。