三輪神社 参拝へ
アクセス
大須の散策は商店街や神社、寺院が多くって、歴史を感じながら飲食店を覗いてみたりと楽しい散策が続いています。大津通りから、赤門北付近を西に入り次の通りを南に行くとみえてきます。今回は三輪神社をご紹介いたします。
歴史
三輪神社は元亀年間(1570~1572)奈良桜井三輪町から小林城(現在の矢場町交差点付近)に移った牧若狭守長清が深く崇拝する生まれ故郷大和三輪山に大物主大神(大国主神・大黒様)を鎮め祭ったと言われています。
早速、鳥居へ
中央の鳥居の左右に脇鳥居がみえます。「三輪鳥居」または「三ッ鳥居」という珍しい鳥居です。中央鳥居をくぐり正面左側の鳥居をくぐり、そして中央鳥居をくぐり次は正面右側の鳥居をくぐります。更に中央鳥居くぐりもう一度正面左側の鳥居をくぐり、中央鳥居を通って、拝殿へ向かいます。八の字に通ると御利益が3倍と言われています。さっそく、周りの目を気にせずにひたすら、くるくるします。
幸せのなでうさぎ
私が特に気になったのが、「幸せのなでうさぎ」です。
2023年の干支は「うさぎ」。是非、ご参拝してくださいね。
御利益
祭神は大物主大神で、大国主は一度は耳にしたことのある「因幡の白うさぎ」の話でも有名ですよね。この話に因んで、拝殿前に「幸せのなでうさぎ」の像が置かれていて、このうさぎをなでることで運気があがるとされています。また、なでた部分の痛みを取っていただけるとも言われています。
神社内にうさぎの像があることも珍しかったので見てみたいという思いと、運気アップの目的でお顔をみながら、願いを込めなぜさせていただきました。う~ん、なにか手から幸運をいただけた気がする。
縁結びの木
御利益
拝殿の左手には、大きなくすのきの木があります。御神木である「縁結びの木」は樹齢450年と推定されています。良きご縁にと手を合わせて願います。
良縁は、男女の縁、家族の縁、友人の縁、仕事の縁、学校の縁など様々ですよ。
良縁をいただくために、赤い糸を結ばれる方もいるそうです。
拝殿参拝
心を落ち着かせ、拝殿へ参拝。年末ちかく、どこの神社へ参拝してもやはり今年の感謝と来年もお守りくださいとゆっくりと参拝させていただきました。
尾張藩の矢場跡
御神木奥に、大きな矢がみえてきます。地面に三本ささっている。
歴史
寛文8年(1668)に京都の蓮華王院(三十三間堂)の長廊に模して尾張藩の矢場がこの神社内に造られたとされ現在の「矢場町」の地名んも由来となっているそうです。このため、藩主の崇敬も高く、供御米五升が奉献され、明治時代になり尾張藩主16代藩主徳川義宜を合祀されているそうです。
絵馬など
奉納絵馬、よくみるとうさぎになっていて‥かわいい。また、いろいろなところのうさぎにも目がとまります
まとめ
三輪神社を参拝させていただき、三ツ鳥居やなでうさぎなど神社での新しい作法なども知ることができました。鳥居も普通に中央鳥居だけをくぐって参拝しようとしてしまい、知らなければ、御利益三倍を受けることができませんでした。きっと違う神社に訪れた時には最初に八の字を描いてからの参拝ができそうです。本当に、神社って奥が深いですよね。