ふらふら散策

ふらり 名古屋 大須 大須観音

大須観音に参拝

大須地域には多くの寺院や神社があります。それに商店街もありしっかり回ったら1日じゃやっぱり足りない。でも、ふらふらしながら散策できるのが、楽しくなります。駅名にもなっている 大須観音をご参拝いたします。

歴史

大須観音は真言宗智山の別格本山で、開山は能信上人です。ご本尊は弘法大師作聖観世寝音菩薩。寺号は「北野山真福寺宝生院」といいます。ひろく「大須観音」として親しまれています。元享4年、北野天満宮の別当院として現在の岐阜市羽島郡桑原町大須付近に創建。名古屋城築城の際に大須観音も犬山藩主・成瀬正茂により現在の場所へ移転。名古屋城下 東の寺町として東桜周辺に対して西の寺町として大須周辺が栄えた。
明治25年の大須の大火、第二次世界大戦の空襲により二度の焼失。昭和45年に再建。
国宝の「古事記」の最古写本「真福寺本古事記」をはじめ、貴重な古典籍を所蔵。

大須観音 西門

鶴舞線大須観音駅2番出口左にすすみますと右手に西門と御本堂が見えてきます。
鮮やかな朱色の柱が青空に映えます。階段上に優雅にたたずむ建物は荘厳で圧倒されます。照り起り屋根が立派です。
おっとここで、正門が気になり正門方向へ再度向かいました。

仁王門

仁王門には仁王像が左右に奉安されています。凛々しい姿で、悪いものから山内を守っています。御本堂参拝への入口です。

御本堂

御本堂 ご本尊 聖観音さまをお奉りする「大悲殿」 

仁王門をくぐると参道が御本堂へと続いています。上を見上げるようにして眺めました。御本堂の造りの立派さと大きさにも圧倒されます。いい意味で寺院らしさ、別世界を感じられます。

階段を昇り、御本堂で参拝をさせていただきました
御本堂の左手にありますのが 「普門殿」 十二支・干支の守り本尊様をお奉りするお堂
御本堂の右手にありますのが 「紫雲殿」 お納めいただいた九万九千観音様をお奉りするお堂 そして、手前にありますのが 「鐘楼堂」 華精の鐘(女人梵鐘) 昭和41年よい子の成長を祈る「母の愛」の鐘として、地元婦人会を中心に、女人にみの寄付で女人梵鐘の銘のもと鋳造。

まとめ おすすめ

正面の手には、そのまま大須観音通り商店街に繋がっています。コロナ前でしたら、海外の観光客も多かったのですが、今はゆっくりと参拝できます。 大晦日の除夜の鐘つきから、新年の初詣は大変な人出となります。本当、大須は歴史もあり、新しさも取り入れられる街です。広大な境内と、朱色の柱が映える寺院にご参拝してみてはいかがでしょうか。