一宮七夕まつり
今回で68回目を迎える愛知県一宮市の「七夕まつり」に出かけてまいりました。
日本三大七夕まつりのひとつ。
混雑を避けて、日中に出かけましたが多くの家族連れなどで賑わっていました。
陽が落ちてからの方がきっと涼しく、七夕飾りもきらめくでしょう。
ただ、混雑が。
どちらを選択するかは、みなさんの自由ですよ。
前回は私が小学生くらい?両親が忙しい最中、唯一家族で出かけて以来なのでン十年ぶりの
「一宮七夕まつり」です。
ちょっと余談ですが、織物街と一宮とその周辺の地域。戦後、「ガチャ万」機織り機が1回動くと1万円と言われた時期もありましたが、昭和の終わり頃には中国から安い織物が多く輸入され、衰退していきました。私の実家も機織り工場を営んでいましたが、その頃に廃業した記憶があります。
住環境も変わり、夜遅くまで休日も機織り機が動いていたのですが、騒音ということで
稼働時間も制限された時期でした。
懐かしい思い出です。
一宮七夕まつり 由来
一宮市民の守り神 真清田神社の祭神「天火明命(あめのほあかりのみこと)」の
母神「萬幡豊秋津師比売命(よろずはたとよあきつしひめのみこと)」は
太古から織物の神様として知られ、そのご加護により一宮市の織物業が発達したと
いわれている。織物と縁の深い牽牛(けんぎゅう)・織女(しょくじょ)にちなんだ、
おりもの感謝祭一宮七夕まつりは昭和31年に始まり、7月の最終日曜日をフィナーレと
する木曜日から4日間、開催されています。
街の中心に800本以上の七夕飾りが飾れています。
会期
2023年7月27日(木)~30日(日)
※7月の最終日曜日を含む木曜日からその日曜日まで
名古屋からのアクセス
●公共交通機関
名鉄 岐阜・一宮方面「名古屋駅」から「一宮駅」 特急 約15分 片道380円
JR 岐阜方面 「名古屋駅」から「尾張一宮駅」 快速 約10分 片道300円
●自動車
名古屋方面からは国道22号 岐阜方面
名神高速道路 一宮インターチェンジ 国道22号 岐阜方面
※国道22号線沿い 一宮市民会館 無料駐車場解放
無料シャトルバス 13時~21時30分 15分間隔で運行されています
本町商店街から
一宮駅に到着して、本町商店街入口にやってきました。
駅からだと、人の流れで銀座通りを通って本町商店街の中間くらいから入ってしまうので
すべて見たい方は、ちょっと遠回りしましょう。
七夕飾りをくぐりながら、真清田神社に向かいます。
浴衣、甚平をきた小さなおこさんから、大人までお祭り感。
アーケードもあり、直射日光は遮られますが、蒸し暑い。
疲れて、歩道の隅に座り込んでいる方も多数いました。本当に暑いからね。
商店街は七夕以外に、高校生くらいまではCDや洋服も買いにきていました。
懐かしく歩いていましたが、お店はほぼ入れ替わってしまっている印象でした。
しかしながら、あっこの店はまだあったとか、ひとりで盛り上がってました。
昔は屋台がもっと多く商店街にもあった記憶がありますが、今は大きな広場の
2か所に集約されているようです。
真清田神社
よく祖母に連れられてお参りにきた神社。記憶の中では鳩がいっぱいいて、
私は神社参拝より、今はなくなっていましたが商店街から横断歩道を渡った
左側に駄菓子屋があり、そこで鳩の餌を購入してもらい、鳩にあげるのが
楽しかった。今日は鳩がいませんでした。
神社にも七夕飾りが飾られ、風で優雅になびいていました。
今は大人となり、きちんとお参りをすますことができました。
境内にも屋台があります。
まとめ
きっと、陽が落ちてからの方が七夕感はあると思います(笑)
七夕飾りの吹き流しのキラキラ感は・・
本町商店街も昔とは変わってしまい、少し寂しく感じましたが、
また新しいお店も頑張っているなぁと感じることもできました。
一宮七夕まつりも私が幼い頃見た、可動式の動くアニメのキャラクターなどの仕掛け飾りは
ほぼありませんでした。
豪華さはありませんが、本来の七夕まつりはたくさんの七夕飾りの吹き流しが
風に吹かれて音を立てて流れる川のように・・本来の姿かなあと感じました。
年齢も重ねたこともあり、風情を感じることができ、遠い懐かしい記憶が蘇り
楽しい時間を過ごすことができました。
名古屋に観光中のみなさま、また近隣の方々、是非「一宮七夕まつり」に足を運んでみては
いかがでしょうか。
なんたって「日本三大七夕まつり」なのですから。
夏のいい思い出づくりに、是非。