毎年6月に欠かせない「水無月(みなづき)」
6月30日に行われる神事「夏越の祓(なつごしのはらえ)」に合わせて京都中心に
食べられています。
水無月は、三角形の白ういろうに、小豆をのせた京都の伝統的な歳時菓子です。
名古屋でも、いろいろな和菓子のお店で販売されています。
私は、大好きな山田餅本店の「水無月」をいただきました。
水無月の由来
水無月を食べられる6月30日。1年の折り返しにあたる節目の日。
「大祓(おおはらえ)」の日とされる12月31日の大晦日と並ぶ節目の大切な日です。
「夏越の祓」のほか、「夏越神事」「六月祓(みなづきばらえ)などと呼ばれています。
夏越の祓に合わせ、各地の神社で茅の輪くぐり、人形(ひとがた)流しなどの神事を
行い、半年分の穢れを祓います。平安時代から京都で食べ始められたのが水無月。
魔除けの色である赤い小豆は、邪気を払うと伝わっている御利益と、三角形の白ういろうは、暑気払いのために口に入れた氷室(ひむろ)の氷片を表しているといわれています。
山田餅本店(愛知 名古屋)水無月
以前もご紹介いたしましましたが、私の大好きな「山田餅本店」の「水無月」を購入。
白・抹茶のういろうの生地に大粒の小豆がぎっしりのっています。
ういろうも厚みがありずっしり、ちょっと甘めですが、それもいい!もちもち食感。
甘く煮られた小豆もおいしかったです。
山田餅本店 水無月(白・抹茶)(2個入) 411円(税込)。
6月中は、ジェイアール名古屋タカシマヤ 地下2階味百選でも数量限定で販売されています。
アクセス
名古屋駅からですと地下鉄桜通線徳重方面「桜山駅」下車。改札をでると、「看板が目に飛び込みます」
5番出口をでて、大通りをそのまま南に5分くらい歩いていくと、アーケード街が見え、その中に「山田餅本店」があります。
歴史
山田餅本店は、昭和2年創業。お正月のお鏡餅、ひなまつりの菱餅、人生の行事のお餅・赤飯、季節のお菓子、お花見だんご、端午の節句のちまき、柏餅などなど、毎日毎朝、つきたてのお餅を使って職人さんがつくっています。おはぎ、大福、鬼まんじゅう、お餅、赤飯などもありますが、私は「草餅」にしました。
お店情報
定休日 火曜日・第3水曜日 営業時間 午前9時~午後6時
住所 名古屋市瑞穂区瑞穂通1‐18
水無月いかがですか?
各地の和菓子屋さんを覗いてみてください。歳時菓子「水無月」があるのではないでしょうか。
今年の6月30日 残りの半年の無病息災を祈念して「水無月」を食してみませんか。
みなさまのご健康、幸せを願って。