菓子処 大口屋
ふっと思い出すと食べたくなる和菓子。地元が近く幼い頃は親戚のおばさんが買って持ってきてくれました。
大口屋は文政元年以来の菓子処です。季節のお菓子や上生菓子などもおすすめです。
名古屋に越してからは食べる機会がなくなっていたのですが、10年ほど前に名古屋栄三越、星ヶ丘三越にお店ができて、栄に寄ると購入させていただいています。1つから買えるのでおひとり様でも大丈夫。今回も名古屋栄三越で購入しました。
お店情報
本店は、愛知県江南市にあります。
布袋本店
住所;愛知県江南市布袋町中67
電話;0587‐56‐3067
営業時間;8時~18時
定休日;1月1日
餡麩三喜羅(あんぷさんきら) 1個税込162円
餡麩三喜羅、なかなか読めないですよね。でも、おばがいつも買って来てくれて好んで食べた和菓子です。
餡を包むのが餅ではなく生麩(なまふ)なんですよ。幼い時はただただ美味しいと思って食べていたのですが、食感がとても独特なんです。名古屋に出店された時にもらったカタログで初めて知り、今ではお土産にするときは自慢げに話しています(笑)。
カタログより
古より尾張地方はよく麩を食する地域でありました。
地域の皆さまに麩を和菓子として楽しんでいただきたいという想いから長年にわたり研究し、昭和四十八(1973)年に発売。また、山帰来(別名サルトリイバラ)の葉を全国で初めて麩菓子に用いりました。
そうそう、実家でもよく汁物などにお麩が入っていたなぁと改めて思い出しながら
おすすめポイント
さっそく、いただきます。
本当に独特で、もちもちとしてなめらかな食感で、通常のおまんじゅうでは感じられないです。そして、上品な甘さのこし餡があいまって美味しい。
山帰来の葉の香りとほんのり塩味がおまんじゅうに移っているのも美味しさをひきたてています。
消費期限は2日間です。春には「あんぷさくら」が発売されるので、楽しみです。
是非、機会がございましたらご賞味ください。忘れられないおまんじゅうになりますよ!!
本日もお越しいただき、ありがとうございました。