興正寺 観音堂へ
清々しい空気の中、散策をつづけていきます。西山本堂の左手に 観音堂が階段登った奥に見えてきます。けっこう、段奥行きは狭くなっているので足元に注意です。石段を一歩一歩すすみ、階段脇には観音様が並んでいらっしゃいます。
観音堂は、秘仏の本尊 正観世音菩薩は尾張徳川家二代藩主光友公が自身の守り本尊を、興正寺西山本尊のと寄進をなされた仏像で、脇立の三十三観音は開山 天端圓照和尚御作です。
参拝をさせていただきました。敷地横には鐘付き堂もあり、鐘をついてもよさそうでしたが、果たしてよいのか、お伺いする方も見当たらず今回は諦め、年末大晦日の除夜の鐘でつけたらいいなぁと思いその場を後にしました。(鳴らしてはいけない時間が明記してあったので、それ以外の時間だったら大丈夫そうです。)
大日堂へ
西山本堂から右方向へ階段を登ってまいります。日頃運動不足もあるのですが、階段も昔のようにはさっさっさと足がすすみませんが、時間がゆっくり過ぎていき周りの風景も楽しめると思うと悪いことではありません(笑)。少し迷いながら、開けた場所が現れ大日堂に到着しました。
大日堂は、元禄10年に尾張徳川家二代藩主光友公が母の供養のため鋳造させた大日如来が総本尊として安置され、八事山内で最も高い所にあります。
丸みを帯びた屋根もほんわりとさせてくれます。また、お堂前には猫の姿もみえます。参拝させていただいている間も、猫はいてくれ、このお堂回りには私だけでしたので、ちょっと嬉しい出来事でした。
さてさて、戻ろうとしたときに大日堂三回巡礼と書かれたものをみつけ、大日堂の周り祀られている自身の干支を大日堂正面から初めて時計回りに三回お参りするとあり、さっそくキョロキョロしながら、お参りさせていただきました。お堂自体の周りのそれぞれの干支があり、まず自分の干支を確認して始めます。このような参拝の仕方も初めてで貴重な経験になりました。
行きとは違うルートで
帰りは八事山、常緑広葉樹の森中を通って帰路につきます。鳥のさえずり、落ち葉を踏みしめて歩く音が心地よいです。興正寺でみられる野鳥という看板がみつけ エガラ、カワラヒラ、メジロ、シジュウカラ、シロハラ、カケスがみられるそうですが、私の知識不足によりさえずりがどの鳥?わかりませんでした。また、学んで来たら鳴き声であの鳥がいるなんて素敵でしょうね。
道途中には、休憩できるベンチも用意されています。また、山道も 学習の小路(1,000m)、中級、初級とわかれているようで次来たら更に別ルートと楽しめそうです。
今回は東山の入口にある東山門(黒門とも呼ばれている)から抜けて地下鉄に乗り込みます。
まとめ
興正寺と自然が一体となっていて今回もとても癒されました。名古屋駅から地下鉄で30分くらいです。是非、散策に訪れてみてくださいね。
八事周辺には飲食店も充実してますし、イオンもありますので食事にはあまり困らないと思います。